私はUターン転職で平成25年9月に入社しました。
それまでは、県外の大学院修了後にJICA青年海外協力隊に参加し2年間モロッコへ派遣され、帰国後は東日本大震災の被災地役場で応援職員として約2年勤務していました。
元々出身地に戻る意向でいましたが、その中でも地域に根付いた仕事を探していたところ、当社の募集があり応募しました。
面接の際には、業界・営業未経験で変わった経歴であったのに、これまでの経験に興味を持って話を聞いて頂いたため、好感を持ち入社を決めました。
土木建設業界はいまだに「紙で2次元の図面」「現場合わせ」などが多く、他業界より生産性向上が遅れていて、現在国を挙げて変革しようとしています。
常に新技術が採用されている状況で、これから働く人にとっては新しいスタンダードの中で仕事ができるとも言えます。
当社では、異業種から転職、又は他分野を専攻していた学生の入社が最近多くなりました。
当社のような地方の建設コンサルタント業では、自分の日常生活動線のすぐ近くの現場を担当することがあります。
地名も場所も知らない現場の仕事をするのとは違う達成感があります。
営業部には私の部下はいないので直接指導等に当たることはありませんが、会社全体を見れば、後輩も少しずつ増えてきました。
人によっては、土木建設業界とは違う分野から入ってくる社員もいますし、私も技術部の人間ではないので、技術的な内容は直接指導に当たる社員に任せて、私はあまり口を挟みません。
もし何か伝えることがあるとすれば、コミュニケーションに関することなど、技術的なこと以外のことかもしれません。
色んな先輩がそれぞれ気づいたことを伝えていければいいのかなと思います。
当社が行なう業務は「測量」「地質調査」「環境調査」「設計」など、それぞれの専門性を組み合わせて行ないます。
また、扱う対象は「道路」「橋」「砂防ダム」など様々です。
社内でも受注業務ごと、様々な社員とチームを組んで、作業を進めていきます。
なので、個人的には「周りへの気遣い」や「優しさ」を持つと、円滑に仕事が進められると思います。
営業部は4名いますが、実は全員転職してアンドーに入社しています。
私自身も海外居住経験があるなど少し変わった経歴ですが、他の社員も過去の職歴は様々で、異なる業界で働いていた経験もあるようです。また、元技術者の人間もいます。
営業で外回りをしていると、色々な担当部署のお客様と色々な事業について、お話やご相談等を伺います。
自分一人の知識や経験ではフォローできない分野もありますので、営業部に多様なバックグラウンドの人間がいることは、アンドーという会社の懐の深さを象徴しているように感じます。
氏名:M.N
部署:松本本社 営業部 チーフ(2015年入社)
長野県安曇野市出身。東京理科大学理工学研究科修了。お問い合わせは電話またはメールにてお願いいたします。