小谷村来馬集落を土石流災害から守るための砂防堰堤の設計を行いました。
現地の様子
技術者のこだわり
谷幅が広く 軟弱な崩積土層が厚く堆積する渓流への堰堤設置のため、コンクリートより軽量な鋼製スリットの設置幅を広くする工夫で、堰堤の配置を可能としました。袖部についても、コンクリートより軽量な砂防ソイルセメントとしました。
データ
所在地 | 長野県北安曇郡小谷村来馬 |
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発注者 | 長野県姫川砂防事務所 |
業務期間 | 2013.10.10~2015.3.20 |
担当支店 | 松本 |
設計項目 | 設計 砂防堰堤詳細設計 1基 堆積工詳細設計 1基 工事・管理用道路設計 L=410m |
鋼製スリットの設置幅を広くしたため、スリットの基礎コンクリート天端に段差を付ける珍しい構造としました。